若気のいたり

宅録3人組ザ・ブレーメンのメンバーによる交換日記です。

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タケシ日記~北の国から概論~

はい、おはよう。
それではまず出席取ります。
KOくん、KAくん、KAくん?HIくん、YUくん、もう1人のYUくん、SAさん。
KAくんは今日も欠席か?
これは必修単位(人生における)なので5回欠席すると単位取れなくなります。
誰かお友達がいたら言っておくように。

それでは『北の国から概論』の授業を始めます。
なお、シラバスにも書いてあるように、この授業は基本的に「北の国から」を全て見終わってる人を対象に授業を行います。
これから見る予定の人はネタバレに十分に気をつけるように。

さて、前回は『五郎の軌跡を辿る』ということで、TVシリーズなどで五郎(田中邦衛)が純(吉岡秀隆)に敬語でしゃべっていた頃と、具体的には「89 帰郷」あたりの五郎の変化を数式化するというところまでお話しました。
今回はそれを踏まえて、北の国からにおける『絶望は希望のあとにやってくる法則』を勉強します。

ではまずこのシーンを見てください。
「92 巣立ち」の純くんとレイちゃん(横山めぐみ)のビデオ映画デートのところです。
ここで純くんはとても楽しそうにしていますね。
でもここで気を抜いたらいけません。
純くんの笑顔は不幸へのカウントダウンです。
はい、テキスト35ページの上から5行目に赤線引っ張ってください。

『純の笑顔は危険。必ず次に訪れる不幸がセットだということを忘れてはならない』

皆さんご存知のとおり、このあと純くんはレイちゃんのことを忘れ、裕木奈江と純くんはラブホテルにて「南極条約」を結ぶことになり、五郎の「謝っちゃお」があり、結果五郎はログハウス建設のための材木を全て売ることになります。
また、このあと五郎は死にかけます。

次の例を見てみましょう。
また「92 巣立ちから」です。
蛍(中島朋子)が看護学校の卒業を機に、富良野に戻ってくるのを(過剰に)楽しみにしている五郎。
ひとりかってに突っ走り、蛍の就職先の医院で先生を待ち伏せ、偶然を装い何度も接触、必要以上に深々と最敬礼、などと五郎の暴走は止まりません。
そしてまた蛍といっしょに富良野で生活する日々を思い浮かべ、五郎は満面の笑みを浮かべます。

また、このシーンで確認しておきたいのは、この五郎のストーキング行為とも呼べる、「偶然を装った待ち伏せ作戦」です。
のちに「2002 遺言」でも、孫に会いたい一心でこの「偶然待ち伏せ作戦(愛情の押し付け)」を行うことになります。
このあとの授業にも出てきますが、この五郎の愛情の押し付け具合(会話をするときの相手の顔への異常とも言える接近具合など)は非常に興味深いところです。
彼の愛情表現の特異さが非常に出ていると思われます。

さて、話は戻りますが、蛍が富良野に帰ってくるのを心待ちにしている五郎は、結局蛍に裏切られることになります。
蛍が富良野には戻らず、札幌の病院に行くっと五郎に告げたとき、五郎は一気に20歳くらい老け込みます。
それを見た蛍は1人自分勝手な自分を恥じ、傷つきます。
しかし、これは元々が五郎の独り善がりの願望であったため、特別大きな不幸としてみなさんの印象には残らないかもしれません。
しかし、この愛情、希望が人を傷つけることになるという倉本イズムが明確に出ているシーンと言えるのではないでしょうか。

他にも

・純と正吉、ストーブ前で楽しそうに着替え→ログハウス炎上
・久しぶりのレイちゃんとのデート→「そんな純くん嫌い」
・百万本の菜の花→ソウタ兄ちゃん事故
・クソ発電→中ちゃんの涙

などが挙げられます。

さてここで、この『絶望は希望のあとにやってくる法則』を数式化してみましょう。
それはこんな式で表されます。

F=ma(F:絶望、m:未来への期待の大きさ、a:希望への加速度)

この式に表されるように、全ての希望への思いは後に訪れる絶望に比例する、ということがおわかりになることでしょう。
さだまさしの明るい音楽が劇中で流れ出したら要注意です。
とても恐いですね。


それでは今回の授業はこれまで。
次回は『純と五郎の確執と和解に見る世界情勢の変化』をテーマに授業を行います。
それでは次回までに「87 初恋」は必ず見ておいてください。
以上。
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  1. 2006/03/09(木) 15:52:11|
  2. タケシ日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

はい!!

先生、希望→絶望→新たな希望法則も見つけました。
TVシリーズにて、TVが無くて、紅白が見れないと寂しがる純に、五郎さんがショウキチの家で見てきていいと、言って純が喜んで蛍と向かうシーン。

もちろんここには絶望が、隠れています。
喜んでショウキチの家に行くと、ミドリが帰ってきて
ショウキチと遊んでいます。
母さんを思い出し、家に入らずにとぼとぼと
蛍とかえる純。

一方、五郎さんも一人の正月は寂しいので中畑木材へ向かいますが、こちらも家族で楽しそうで、
とぼとぼ家に帰って、結局3人が家に落ち合います。

もう、優しくて傷つきやすさ全開の男二人が、
絶望を表現し、「あたー」となったあと
3人は、富良野の夜景が見れるところに行き
大声で叫びます。
このとき、五郎は、りょうこ先生に言われた「なぜ純君に敬語で話すんだ」という言葉を思い出し、
「今日から、普通の言葉ではなします。君も普通にはなしなさい。」と敬語が残ったままで
優しく命令します。

このときから、二人の亀裂が緩和され、純が成長の
兆しをみせるという、大きな流れでの希望が
スタートします。

次回のテーマの引き金となるシーンだけに
書きましたがどんどん、気持ちよく。いや気持ち悪くなってきたので、これで意見を終わりにします。
  1. 2006/03/10(金) 12:17:19 |
  2. URL |
  3. yutaka #-
  4. [ 編集]

レポートの採点

>yutaka

評定:A+

寸評:
希望→絶望→希望の法則は確かに色々な場面で見つけられます。
しかし、番組終盤での希望は常に要注意であることも憶えておくべきでしょう。

例えば、

ラーメン屋で純、火事の告白→「87 初恋」で思春期突入。
「レイちゃんから連絡来たら教えるから!」→「僕は不良じゃない!」
牧場を継ぐことに決める→多額の借金を背負う

など、このようにラストの希望は更なる絶望への布石だと捕らえることが必要です。

これは最後の授業で説明する予定でしたが、北の国から最大の法則は、『絶望しすぎて小さな希望が大きく見えるよ!』の法則です。

数式で表すと、

E=mc^2
(E:希望エネルギー、m:実際の希望量、c:それまでの絶望量 *1>>m)

となります。
mがいくら小さくとも、これまでの絶望の大きさの2乗に比例しますので、希望は大きくなります。
憶えておいてください。

非常に鋭い考察でした。
これからも北の国から道を極めるために精進してください。
先生も正直気持ちよいやら気持ち悪いやらよくわかりません。
  1. 2006/03/10(金) 20:53:14 |
  2. URL |
  3. タケシ。 #-
  4. [ 編集]

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Author:ザ・ブレーメン
2000年生まれの宅録3人組です。
ほとんどメンバー間で喧嘩もなく無事6年目に突入しました。
『ブレーメンの隠れ家』というHPでマイペースに活動しています。
この「若気のいたり」ではメンバー3人が日々のあんなことやそんなことを書いていきます。
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