若気のいたり

宅録3人組ザ・ブレーメンのメンバーによる交換日記です。

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タケシ日記~ふがいないや!~

・『ハチミツとクローバー 第10巻(最終巻)』

『ハチクロ 』はとても居心地の良い場所・時間とどう折り合いを付けるかっていう話だったんなぁと最終巻を読んで思いました。
モラトリアムとの決別、なんて簡単に一言で言えてしまうのはもうそれは完璧に大人になった人の言い草なわけで、きっと作者はきちんと終わらせることの重要さ、大事さ、難しさ、なんかが描きたくてこの10巻まで物語を作ってたんだろうなと。
この最終話が書きたくて、この気持ちを描きたくて書いたんだろうな。
シーンの描写がお見事としか言いようがないです。
終わってしまって残念だけど無事終わって良かったと思えるマンガでした。


・『フェルマーの最終定理』

x^n+y^n=z^n(n>2)

を満たす自然数は存在しない。
この数式と数学者との長い長い戦いの物語です。
もちろんノンフィクション。
工学部を出てちょっとは数学をかじってはいたわけですけど、数学の魅力をほんの一部でも味わえてなかったんだなとこの本を読んでいると思います。
科学はある事象の一部を観察してその普遍性を見つける作業です。
では数学とは。
数学では一部を見ただけでそれは普遍性を持つとは絶対考えません。
あくまでその場合そうだと言うだけです。
例えば↑の式にx=1,y=1,Z=1,n=3と代入してみると、1+1=1という式になってしまい、これは成り立たないことがわかります。
科学では考えられるおおよその数をある程度当てはめてこの式が常に成り立つとき、それは真実だと考えることができます。
しかし数学では、というか数学者はそれだけでは(例えばx=1450,y=3500,z=5894000,n=678 のときも)『常に』この式が成り立つかどうかはわかりません。
xにどんな数字が入っても、yにどんな数字が入っても、nが∞でもこの式が成り立つことを証明しなければ数学者は納得しません。
乱暴に言ってしまえば数学は人類の遊び道具なんですね。
1という数字が持つ意味、+という記号や∞の不思議さ、これは全部人間が勝手に考えてこういうことなんだと決めたことです。
自ら見つけた数字や数学の決まりごととの何世紀にも渡る間の数学者の戦いの歴史の本です。
もうね、ほんと数字の中に神さまがいると思ったピュタゴラスさんのことをちょっとわかってしまいますよ。
数学者って凄い。


・『アフターダーク』

村上春樹の『海辺のカフカ』以後初の作品で、文庫版になっていたので購入。
ハードカバーが出たときに一度読んでいたんですけど、改めて読むと実に今の村上春樹の作品なんだなと思いました。
次の長編がとても読みたくなる本です。
次回作で人間はそばにある暴力とどうやって折り合いを付けていくべきかを示せるんでしょうか。
フィクションになればなるほどリアリティーが増すこの人の小説って本当に凄いやね。


・『真説 THE WORLD IS MINE (1~2巻)』

中学生のときの友達でやけにセンスが良い友達がいて、その人から教えてもらった素晴らしいマンガがたくさんあるんだけど、その人から素晴らしすぎるから必ず読むべきといわれていたけどあまりの序盤のキツさに読むのを諦めたマンガ。
今読んでもこの序盤の徹底した暴力の連続っぷりにはもう勘弁してくれって何度も思いました。
それでもこのマンガがただのグロテスクマンガじゃない理由として、信じられないことにこのマンガには生と死が物凄くくっきりと描かれているから。
生命を奪うってどういうことか。
生命に価値は本当にあるのか。
「命は 平等に 価値がない」
と真顔で言われて誰か反論できるのか。
全5巻中、1・2巻まで読みました。
文学!


・YUKI『WAVE』

傑作シングルがたくさん入ってる新アルバム。
その中でも、とくに「ふがいないや」がもうすんごい名曲。
“空いた穴をふさごう ちがいない。いや。”ってもうすんばらしいですね。
もう大声で叫びたくなる一言です。
それにしてもこの最近のYUKIのシングル曲を手がけてる蔦谷好位置って何者ですか?
もう名曲しかねぇ。
“JOY”あたりからいっしょにやってるみたいですね?


最近読んでる本や聞いてるCDたちでした。
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  1. 2006/09/24(日) 15:14:04|
  2. タケシ日記
  3. | トラックバック:0
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コメント

蔦谷さんは

NATSUMENのkeyの人ですよ。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/NATSUMEN
  1. 2006/09/26(火) 00:48:32 |
  2. URL |
  3. 耀 #aYDccP8M
  4. [ 編集]

ほほう。

結構有名な方なんですかね?
言われてみれば確かにkeyの人らしい曲ですよね。
HPもセンスよろしい感じでとても好印象。
ほかの曲も聴いてみたいです。
  1. 2006/09/26(火) 21:39:09 |
  2. URL |
  3. タケシ。 #-
  4. [ 編集]

お久しぶりぶり

この間、東京に出張に行ったとき、
下北のcity country cityっていう曽我部さんが
やっているカフェに行ってきました。

曽我部さんに会いました。
感激。
でもかなり太ってたよ。
髭もモジャモジャですっごい笑顔で
「いらっしゃいませ」って。

雰囲気もよかったし下北の駅のすぐ近くで、
おすすめです。
では。
  1. 2006/10/22(日) 19:55:46 |
  2. URL |
  3. kazuya #-
  4. [ 編集]

いまだに下北沢がどこにあるのかわからない俺ですが、なんかあれだよね、kazuyaはなんか下北沢とか似合うね。
東京だってことだけかろうじて。

憧れの人に会えたみたいでなによりです。
ソカベさんは太ってて欲しいよね。
やせすぎロックシンガーみたいにはならないでさ。
  1. 2006/10/24(火) 22:59:00 |
  2. URL |
  3. タケシ。 #-
  4. [ 編集]

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Author:ザ・ブレーメン
2000年生まれの宅録3人組です。
ほとんどメンバー間で喧嘩もなく無事6年目に突入しました。
『ブレーメンの隠れ家』というHPでマイペースに活動しています。
この「若気のいたり」ではメンバー3人が日々のあんなことやそんなことを書いていきます。
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